桔梗
何気なく、大好きな花の、桔梗について辞書を引くと、
秋の七草の一種で、多年草と、有ります。
それでさらに、七草で引くと、ハギ、ススキ、クズ、ナデシコ、
オミナエシ、フジバカマ、キキョウと、有りました。
其の花全部が、なぜだか、懐かしく思われて、秋とは、そういう
心境にさせてくれる、季節なのかなと、思いました。
どの草花も、派手では無いけれど、幼い頃より慣れ親しんだ、
道端に、楚々と咲く、郷愁を感じさせてくれる、草花達です。
主人に「春と秋と、どちらが好き?」と、問い掛けると、
「やはり、色々な草花が芽吹き、暖かくなる春が、好きだなあ」と
彼らしい返事が、返ってきました。
でも私は「空気が凛として、静寂の訪れを、感じさせてくれる様な
秋が好き」と、答えました。
いつもの二人の、好みのくい違う所ですが、どの季節にも、それなりの
素晴らしさが有るとは思いますが、この冬に向かって進む秋は、なぜだか
気持ちが、とても落ち着きます。
少しお互い、好みの違う主人ですが、これからも仲良く、二人三脚で人生を
歩んで行きたいと思っている、今日この頃です。